代表取締役の安藤による臨床研究がRespiratory Investigation (Impact factor 3.1) に掲載されました

代表取締役の安藤が行った臨床研究がRespiratory Investigation (Impact factor 3.1) に掲載されました。安藤は、医療法人社団よるり会の理事長として、在宅や外来での呼吸器診療に携わっています。

もくじ

臨床研究の方法

目黒ケイホームクリニック(院長 安藤克利)で看取りを行なった呼吸器癌患者142例を認知機能低下の有無で分け、モルヒネの使用量や診療時の心拍数などを比較検討しました。

臨床研究の結果

認知機能を来した呼吸器癌症例は、そうでない例と比較して、

  • モルヒネ(オピオイド)の量やPCAの使用頻度が少ない
  • 心拍数の平均値は認知症例で低い傾向がある

事を確認しました。

臨床研究の結論

認知機能低下があることで、症状が軽微となる可能性があるという内容です。

Ando K, Suzuki A, Yoshida H. Impact of cognitive impairment on end-of-life care in patients with respiratory cancers. Respir Invest 2025; 63: 10-2.

引き続き研究活動も継続してまいります。

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この記事を書いた人

安藤 克利のアバター 安藤 克利 代表取締役

2006年に東京慈恵会医科大学を卒業後、東京厚生年金病院(現JCHO東京新宿メディカルセンター)、亀田総合病院で初期・後期研修。研修中に米国医師臨床研修資格(ECFMG)を取得。取得の経験をもとに「やさしい英語で外来診療」を執筆。
2011年より順天堂大学呼吸器内科。基礎・臨床研究に携わり、2017年までに筆頭著者として英語論文20編、日本語論文17編を発表。
2017年に中外製薬株式会社に入社。MDとして製薬企業で薬の開発に携わった経験をもとに「そうだったのか!臨床試験のしくみと実務」を執筆。
2018年に目黒ケイホームクリニックを開業し、現在、呼吸器内科医・在宅医として臨床・研究を行っている。

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