加齢や疾患などの、様々な理由から食事量が減ると、気づかないうちにたんぱく質が不足し、筋力低下や体力の低下につながることがあります。「肉や魚をしっかり食べないといけない」と思われがちですが、実は身近な食品からもたんぱく質を補うことができます。本コラムでは、日常生活で取り入れやすい食品や工夫について解説します。
もくじ
1. どのくらい必要なの? ― たんぱく質の目安量 ―
たんぱく質は、筋肉や身体の機能を維持するために欠かせない栄養素です。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、たんぱく質の推奨量(1日の最低限の目安)は以下のように示されています。
- 65歳以上男性:約60g / 日
- 65歳以上女性:約50g / 日
【参考】たんぱく質60gの食事例

- 朝食:食パン(6枚切り1枚)、目玉焼き(卵1個)、ウインナー(2本)、ヨーグルト(小1カップ)
- 昼食:ごはん(普通盛り1膳)、焼き魚(約70〜80g)、冷やっこ(小1/2丁)、野菜の煮物
- 夕食:ごはん(普通盛り1膳)、鶏肉のやわらか煮(鶏むね肉 約80g)、ほうれん草のおひたし、みそ汁
- 間食:牛乳1杯
2. 意外と知らない!たんぱく質が摂れる食品
「たんぱく質=肉や魚」と思われがちですが、身近な食品からも手軽に摂ることができます。

意外とたんぱく質がとれる食品
- ちくわ・かまぼこ:魚由来のたんぱく質が含まれています。
- ギリシャヨーグルト:水分を抜いた製法で作られたヨーグルトの為、少量でも効率よくたんぱく質がとれます。
- 高野豆腐:乾物で保存しやすく活用しやすい食品です。
プラスしやすい食品(アレンジしやすい食品)

- きなこ:ヨーグルトや牛乳にかけるなどして取り入れられます。
- 大豆パウダー:揚げ物の衣に使ったり、カレーやシチューのとろみ付けに活用できます。
- スキムミルク:料理や飲み物に混ぜ、取り入れられます。
3. 手軽に購入できるたんぱく質補給に特化した商品

- クノール たんぱく質がしっかり摂れるスープ 1食で8gのたんぱく質が摂れます。甘い飲み物が苦手な方にもおすすめです。
https://www.ajinomoto.co.jp/knorr_protein_soup/

- 日清製粉ウェルナ マ・マー 早ゆでスパゲティ FineFast 高たんぱくタイプ 100gあたりたんぱく質20.2gが含まれます。通常のスパゲティと比べると、たんぱく質含有量は約1.4倍になります。
https://www.nisshin-seifun-welna.com/index/mama/hayayude/

- カルビー miino(ミーノ) 1袋で約4.0~7.0gのたんぱく質が摂れます。そら豆を原材料に使ったスナック菓子で、コンビニでも購入しやすいです。
https://www.calbee.co.jp/miino/
4. まとめ
たんぱく質は、筋力や体力を維持するために欠かせない栄養素です。肉や魚だけでなく、卵や乳製品、大豆製品からもたんぱく質を取り入れることができます。
また、今回ご紹介した食品や商品を活用することで、無理なく日常の食生活に取り入れられるかと思います。無理なく、ご自身が続けられる方法で、日々の食事にたんぱく質を取り入れていくことが大切です。

